10月30日から公開が始まり、大ヒット中の映画『SP 野望篇』。2007年11月からフジテレビ系で放送され、深夜11時枠ながら平均視聴率15%を誇ったドラマの続編とあって、すでに観客動員数100万人を突破、興行収入も15億円を超えている。
ストーリーは、岡田准一(30)演じる主人公が、同僚SP・真木よう子(28)らとともにテロリストたちと闘うサスペンスアクション。その撮影現場では、どんな“事件”があったのか?
【岡田考案の「せーのシステム】
車から車に飛び移るシーンを含め、岡田はアクションシーンをスタントなしですべて乗り切った。
「撮影のために何か月にもわたって準備していたので、岡田くんはトレーニングで体がどんどん大きくなり、周囲から“アイドルとして大丈夫か”と心配されるほどでした(笑い)」(テレビ関係者)
実際の撮影の際には、岡田が「せーのシステム」を考案。
「蹴ったり、殴ったりするシーンでは、役者同士が“せーの”という声を掛け合って、アクションにはいり、怪我がないように取り組んでいました」(映画関係者)
【現場にはアミノ酸】
過酷な撮影を乗り切るために、岡田のリクエストで、出演者のために現場に常備されたのが、疲労回復に役立つアミノ酸。
「粉を水に溶かすタイプの濃度の濃いアミノ酸がほしいというので、スタッフが用意しました」(前出・映画関係者)
【龍馬伝スタッフも絶賛の真木】
岡田は、俳優としてだけでなく、アクション指導でも参加。出演者に格闘技術を手とり足とり教えていたのは有名な話だが、こんなことも。
「岡田さんは、真木さんに銃の扱い方もアドバイスしてました。真木さんは、SPの撮影後に、出演中の大河ドラマ『龍馬伝』で銃を扱うシーンがあったのですが、手慣れた銃さばきで、『さすが、SP』と絶賛されたそうです」(前出・映画関係者)
こんなSPに守られたい!
※女性セブン2010年12月2日号