年末、年始の特大セールを狙って家電をゲットしたいと目論んでいたのに、事態は急転。12月から家電エコポイントが約半減となると発表された。となれば、11月中に買いたいけど、すぐには何を買っていいか決められない――ここでは、電気代が気になる人向けの冷蔵庫の買い方を指南します。教えてくれたのは、家電コンシェルジュの神原サリーさん。
まず、覚えておきたい「買いの極意」は「同じ大きさでも容量は100リットル増」ということです。最近の冷蔵庫は10年前と比べると、高さ・幅・奥行きが同じでも、容量が100リットルほど増えている。
容量が増えれば電気代も高くなると思いがちですが…。各社は人気の大型で省エネを競争。小型の省エネ化が遅れているため、サイズが大きくなるほど電気代が安くなる傾向に。
なかには、年間5000円違うものまである。神原さんが紹介するのは、パナソニックの「NR-F555XV 552L」(エコポイントは1万点つき、実勢価格は29万円前後)。
「10年前の冷蔵庫は400リットルクラスで電気代が年1万5000円かかっていましたが、いまの機種では500リットルクラスで年1万円を切ります」(神原さん)。
なお、この冷蔵庫は「生活パターンを分析する“頭脳派”」ともいえそうで、ドアの開閉頻度を分析して、その家庭が冷蔵庫を使う時間を予測。使わない時間にはエコ運転をします。
※女性セブン2010年12月2日号