現在離婚協議中の日本ハム・ダルビッシュ有投手(24)とその妻・紗栄子(24)だが、金銭面において協議が難航しているという。
ダルビッシュの年収は、年俸とスポンサー料などを合わせて5億円近くあると推定される。しかし、そのほとんどを管理しているのはダルビッシュの父・ファルサさんだという。ダルビッシュと紗栄子と2人の子供の生活費は、ファルサさんから毎月振り込まれていたというのだ。
ある芸能関係者はこう話す。
「紗栄子ちゃんがお金を握っているといわれましたが、それはファルサさんから振り込まれた金額の範囲でのことでしょう。そこから生活費やダルビッシュさんのお小遣いなんかを出していたわけです。そういう意味では、ダルビッシュさん本人はお金には全くノータッチのようでした」
紗栄子は毎月のお金をやりくりしてきちんと貯金していたという。とあるプロ野球関係者はその貯金についてこうも話している。
「その額がかなりの金額になっていることをダルビッシュは知っているので、ダルビッシュ側はそれを返せと迫っているそうです」
しかし、紗栄子にとっては2人の子供の子育てや次男の手術、さらにはシングルマザーとして生きていく上で大切なお金。ダルビッシュ側の主張を容易にのむことはできないというものだろう。近著に『貴女が離婚を決める前にしなければならない8つのこと』(グラフ社刊)がある夫婦問題研究家の岡野あつこ氏は、この2人の離婚問題についてこう説明する。
「ダルビッシュ側は、世間で知られている年俸ではなく、父の会社から渡されているお金が自分の実収入だと主張するでしょう。都内と宮崎の自宅が賃貸物件というなら、財産分与は、紗栄子さんが貯めたその貯金が主な対象となってしまいます。
一方の紗栄子さんは、球団などから父の会社にはいってきた金額、すなわち5億円近い金額を彼の実収入と主張するでしょう。また、慰謝料を取るために紗栄子さんがどこまでダルビッシュさんの不貞の証拠を掴んでいるかが争点になってきます」
離婚問題はそう簡単には決着しなさそうだ。
※女性セブン2010年12月9日号