ヒロスエのお腹に、新たな生命の炎が灯った。10月にキャンドル・ジュン氏と再婚した広末涼子の妊娠発表(妊娠16週)を聞いて、誰しも頭に浮かんだのは「結婚前に妊娠に気づいていたのではないか」という疑問だろう。妊娠→結婚という決断プロセスなら、いわゆる“できちゃった婚”になり、大物女優では異例の“連続でき婚”となる(土屋アンナも連続でき婚)。
通常、「生理が来ない!」といって妊娠を予感する女性の姿を男は想像しがちだが……。産婦人科医の池下育子氏が解説する。
「たいていの女性は妊娠6週頃から軽いつわりや体調不良が起こり、妊娠に気づきます」
最終月経が終わった時点から妊娠1週目をカウントし、排卵・受精日は妊娠2週目の最初の日となる。広末の妊娠発表時(11月22日)が16週なので、排卵・受精日は8月中旬と見られる。「11月に入って身体の変調を覚え」たというから、妊娠13週で妊娠が発覚したという話だが……。やはり今回も“でき婚”だったのか。
「ただし、役作りのためのダイエットで、2~3か月に1度しか生理が来ない月経不順の女優さんは多いと聞きます。まして今年の夏は残暑が厳しかったので体調を崩していた女性は多かったですからね」(池下氏)
産婦人科医の宋美玄氏も“本当に気づいてなかった”可能性を指摘する。
「13週まで気づかない妊婦さんなんてザラにいます。つわりの軽重は人それぞれですし。妊娠初期にはしばしば出血することがあり、それを生理と勘違いするケースもあるんです」
広末は10月24日の子供の運動会で足を高々と上げて全力疾走を披露している。これも妊娠の自覚がなかったゆえか。今となっては母体が心配だったが。
「その頃はすでに安定期だったので多少の運動なら問題ありませんよ」(池下氏)
そのパワーで元気な赤ちゃんを産んでください!
※週刊ポスト2010年12月10日号