11月27、28日の2日間、群馬県のグリーンドーム前橋で『ヤマダ電機家電フェア&大処分蚤の市』が開催された。この蚤の市は、全国に約2000店舗あるヤマダ電機で、店に展示してあった商品や少し型落ちしてしまった商品を一堂に集め、メーカー希望価格の5~7割引で販売する日本最大の激安家電即売イベント。元モーニング娘。の矢口真里(27)もハマっていて、出演したテレビで、「本当に安いんですよ。うちの家電は全部蚤の市です」と紹介するほど。
会場の中にはいると、多くの商品がドカッと積み上げられている。特に圧巻なのがテレビコーナー。通常約50万円のソニーの液晶テレビが約12万円、約38万円の東芝の3Dテレビが約18万円と目を疑いたくなるような値段でズラリと並んでいる。通常、約40万円で売られている57インチの大画面液晶テレビが、なんと4分の1以下の約9万円になっていたことには、多くの客が「おぉ~!」と思わず感嘆の声をあげていた。
開場から2時間。お昼を迎えるころには、すべての商品がなくなってしまうのでは?と思うほど、飛ぶように売れていく。心配で店員に聞くと、
「他の商品を次々補充していくんで大丈夫ですよ。ただ、一度出た商品と同じ物が、もう1回出るということはお約束できないんです。だから気になっている商品はお早めにご購入ください」
と、商品購入にもタイミングが重要のよう。そして新しい商品が店頭に並べられるとき、売り場は戦場と化す。まだ並べる前の商品をカートにのせて店員が運んで来ると、一斉にお客さんがカートに群がるのだ。
2日目、再び会場に行ってみると、仰天の光景が。初日に売れ残っていた商品が、さらに値下げされていたのだ。しかもその値段が、蚤の市の終了時刻が近づくほどにますます下がっていく。
※女性セブン2010年12月16日号