11月16日に2ショットで婚約発表をした英王室・ウイリアム王子(28)とケイト・ミドルトンさん(28)。ふたりが出会ったのは大学でのことだった。
きっかけはケイトさんが大学のチャリティー・ファッションショーにモデルとして登場したことだった。ウイリアム王子はそのショーの最前列の席を4万円もの大金をはたいて購入。そして黒の下着が透けて見えるランジェリー姿で登場したケイトさんにひと目惚れしたのだった。英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんがこう話す。
「ロンドンを離れ大学生活を送っていたウイリアム王子は一時、学校や友人に馴染めず、中退を考えたときもあったそうです。そんなとき彼の悩みを親身になって聞き、思いとどまらせたのがケイトさんだったんです。ここからふたりの仲は急速に進展したんです」
やがて寮を出たふたりは、他の友人も交えて同じアパートで暮らし始めた。ケイトさんはこのころから“お后候補”といわれるようになった。しかし、彼女自身は何も変わらず、友人から「幸運な女性」などとひやかされても「私とつきあえる彼のほうこそ幸運よ」と切り返すなど、ウイリアム王子に“王子”としてではなく、あくまで“ひとりの男性”として接した。
※女性セブン2010年12月16日号