冬のボーナスで何か家電製品を購入したいと考えている人にオススメなのは、炊飯器やホームベーカリー、空気清浄機など、「生活に潤いを与えてくれる家電」だと言うのは流通ジャーナリストの金子哲雄氏だ。金子氏にその良さを聞いた。
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炊飯器は近年、技術面の進化が目覚しく、店頭価格が3万円前後の比較的低価格な機種でも、素晴らしくおいしく炊ける。この価格帯でも、基本的な炊飯機能に関しては10万円くらいする高級機種と大差なく、価格差はおもに内釜の材質が要因だ。
炊飯器は一般に、使用後4~5年で内釜のコーティングが劣化してくるため、5年くらいのペースで買い替えるとよいと言われている。
古い炊飯器を使っている人には、ぜひ買い替えを勧めたい。3万円程度の出費で毎日おいしいご飯が食べられるならば、ボーナスの使い道としては最高だろう。
ホームベーカリーも、家庭にあると便利な商品だ。ただし、機種によっては操作や手順が面倒なものもあるので、購入前に確認しておきたい。私は米粒からパンを作れる三洋電機の『GOPAN』を予約購入した。
空気清浄機は、使ううちによさが実感できるので、買えば大いに満足感を得られるだろう。ダイキン、シャープ、パナソニックが、オススメ3大メーカーだ。空気清浄機は例年、スギ花粉が飛散し始める2月から需要のピークを迎える。つまり、いまは、ピーク前のお買い得時期、というわけだ。
今年の冬のボーナスでは、これらの「生活潤い家電」を狙うのも、いいアイデアだろう。ぜひ参考にしていただきたい。
※マネーポスト2011年1月号