いまや離婚件数は、年間25万3000組(2009年)。そして結婚する夫婦の4組に1組が、夫か妻のどちらか、またはどちらも再婚という「再婚時代」になっている。ごく当たり前になってきた再婚。とはいえ、再婚する理由は人それぞれだ。
本誌では20~60才までのシングルマザー100人に「再婚に関するアンケート」を実施した。その結果、再婚したいと思っている人は、47%。その理由は、「老後の不安」(72.3%)、「経済的な安定が欲しい」(55.3%)、「好きな相手がいる」(36.2%)、「子供に父親が必要」(12.8%)、「世間体(結婚しているほうが納得される)」(6.4%)の順だった(複数回答)。
その他にも、「ひとりでは寂しい」「精神的な安定」「良いパートナーがいればする」「老後の話し相手がほしい」という40代の意見も目立った。
一方、再婚したくない人は53%。その理由は、「結婚生活はもうこりごり」(49.1%)、「子供との関係が気になる」(43.4%)、「自由な恋愛を楽しみたい」(28.3%)だった。
「再婚したい」も「再婚したくない」も拮抗した数字だが、それぞれに複雑な思いがあるようだ。
※女性セブン2010年12月23日号