ひげ面におなじみのベストとグレーのベレー帽。そしてなんといっても、独特のゆったりすぎる口調と過剰ぎみのボディーランゲージが思わず笑いを誘う戦場カメラマンの渡部陽一氏(38)。今年1月に『笑撃!ワンフレーズ』(TBS系)に出演したのをきっかけに、バラエティー番組からひっぱりだことなった渡部氏だが、あの独特な話し方はいつ生まれたものなのだろうか。
会社員の父と専業主婦の母の元、富士山の麓である静岡・富士市に生まれた渡部氏。弟と妹の3人きょうだいの長男だった。渡辺氏の知人はこう話す。
「陽一くんは昔からとても活発な子で年子の弟とよく喧嘩していました。自宅が海のすぐ近くなので、よく魚釣りをしていて、魚拓も家に飾ってありますよ。小中学校のときは剣道をやっていたんですが、高校になるとバドミントン部に入部しました。運動神経抜群で、体育教師から“何をやらせても陽一がいちばんうまい! あいつがいちばん運動神経がある”と褒められていました。でも、話し方は昔からテレビで見るようなあんなゆったりとした話し方でしたね」
あのユニークな話し方について、別の知人はこうも話している。
「3年前くらいのことです。妹さんが結婚するにあたり、親族の顔合わせがあったんですが、渡部さんは、父親から“お前は喋り方が変だから何もいうな”と厳命されたそうです」
※女性セブン2010年12月23日号