市川海老蔵(33)を襲った深夜の殴打事件。世間に与えた衝撃はかなりのものだったが、妻・小林麻央(28)にとってはそれどころの話ではなかっただろう。
結婚して8か月、泥酔した夫が、身震いするほどの肌寒い朝、Tシャツに裸足、そして顔を血まみれにして帰ってくるなど、どこの新妻が想像できるだろうか? 事件現場に女性の姿があったことも報道で知ることになった。
そんな麻央に、小林家の人たちは「それみたことか」といわんばかりだという。小林家を知る人物はこう話している。
「結婚には、麻央ちゃんの家族や親族はみんな猛反対でしたからね。“梨園はしきたりや習慣が違うから嫁は務まらない”って。それに海老蔵さんの妻になったら、女性関係が派手だから、苦労するのは目に見えていましたしね。おばあちゃんたちも“あげなとこいかなきゃいいのにな。普通のとこのほうが気楽でいいから”っていってましたから」
実際、当の麻央自身も結婚にはずっと踏み出せないでいたという。小林家に通じている別の人物はこうも語っている。
「麻央ちゃんの気持ちを変えたのが、海老蔵さんの母親・希実子さんだったんです。もう、彼女のことをすっごく気に入っちゃって、何が何でも嫁に来てほしいってなったんです。“いま、デパートにいるけど、何か欲しいものない?”とか、“いま、○○のブランド店にいて、麻央ちゃんに似合うものがあったから買おうと思うんだけど、持ってないわよね?”などと、すごいプレゼント攻勢でした。とにかく海老蔵さんよりお義母さんからのアピールがすごかったんです」
麻央自身はいま、小林家の無言の非難の声を肌で感じているに違いない。
※女性セブン2010年12月23日号