芸能

引きこもり娘ができ婚 父「娘は外出て彼は外に出してほしい」

 綾小路きみまろさん(60)が、「バカ息子バカ娘」をテーマに、今年何かと話題になった“引きこもり”と“でき婚”を皮肉った自作川柳を披露してくれた。

 * * *
【引きこもり やめた途端 すぐ身ごもり】

「引きこもり」と「できちゃった結婚」も多いようです。

「きみまろさん、聞いて! うちの娘の場合は両方なの」

 自分の部屋で一日中、パソコンをいじったり、レディースコミックを読んでいる娘。
「せめて映画でも見てくれれば、評論家になれるのに」
 それは引きこもりじゃなくって小森のおばちゃま!

「旅行に連れていくのがいいかしら」、娘さんを連れて全国各地に。
「もっと活発になってほしいわ」、静岡の御殿場(おてんば)へ。
「イタズラするぐらいの子でないと」、大分(おいた)へ。

 でも佐賀と京都はダメ。佐賀は女の性(さが)に苦しみ、京都は占いで凶と出ます。そんなお母様のお願いが通じ、娘さんは引きこもりをやめ、外に出るようになりました。
 ところが半年もしないうちに「ゲボッ!」、食べた物を吐き出す娘さん。「つわり?」ピンときたお母さんは問い詰めます。

「あ、相手は誰? 誰なの! この前、家に連れてきたあの男の子? 黙ってちゃわかんないわよ」
 避妊しなかったのに否認する娘さん。
 

 あまり責めては、好転した娘さんとの関係も、もとの木阿弥になると、ここがグッと我慢のご両親。
「おめでとう! アナタもママになるのね」
 

 娘さんの告白によれば、やっぱり相手はこの前、会った男の子。
「ああ、娘に“外に出ろ”といい続けてきたけど、彼にもいうべきだった“外に出せ”と…」。
 反省しきりのご両親なのです。

※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト