新婚9か月の小林麻央(28)を襲った夫・市川海老蔵(33)の事件は、思わぬ逆風となって麻央を直撃していた。
「そもそも110番して救急車を呼んでしまったのがありえない。何か一大事があれば、まずは團十郎さんのところに電話するか駆け込むのが順番です。歌舞伎役者の家です。一般のかたの家ではありません。1か月、この世界にいたら、それがいけないことくらい肌で感じなかったんでしょうか」(梨園関係者)
また別の梨園関係者も、麻央を手厳しく批判する。
「顔から血を流して、Tシャツに裸足で帰ってくるという非常事態だったとはいえ、海老蔵さんは自分で帰ってこられたわけです。しかも彼は、そのとき乗ったタクシーの運転手が赤信号を無視しなかっただの、急いでくれなかっただのと難くせをつけて、代金を値切ったらしいじゃないですか。歌舞伎の舞台に上がる人間はお釣りなんかもらわないですから、あの状況で乗せてくれた運転手には有り金全部はたいてもいいくらいです。妻も変なら夫も変。
救急車に姑の希実子さんだけが乗ったのは、麻央さんを怒って救急車に乗せなかったのだろうとみんないっています。でも乗せないといわれたら、あとからタクシーで追いかけるのが普通ですよ」
さらに、海老蔵が入院すると、麻央は泊まり込みで看病をしたが、そのことも槍玉にあげられている。
「パジャマみたいな姿で、病院内をうろうろするなんて梨園の妻の自覚はあるのかしらね。海老蔵さんに“今回の事件で生まれ変わらないといけないですね”と話したそうですが、みんな“生まれ変わってほしいのはあなたのほう”といっていますよ」(別の梨園関係者)
一方で、麻央と親しいあるテレビ局関係者はこう話す。
「小林家にしてみれば、もう麻央ちゃんがかわいそうで見てられないと胸をしめつけられる思いだそうです。どうして彼女が責められたり、謝らされたりしないといけないのかっていってます。悪いことをしたのは夫でしょう? 日増しに元気をなくしていく麻央ちゃんを見て、それはみなさん、心配してらっしゃるそうですよ」
※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号