最近は市販のおせち料理を買う家庭も多いが、節約という観点では手づくりのほうが断然安くつくという。
節約・家事アドバイザーの矢野きくのさんは、「おせち用食材はクリスマスを過ぎると値段が上がるので、日持ちのするものはその前日までに買っておくこと」とアドバイス。えびなど冷凍保存できるものは冷凍を。
また、矢野さんによると、「夕方を過ぎると刺し身が安くなるので、刺し身をマリネにすれば、おせちの一品に」とのことで、大晦日の夕方以降は特に狙い目だ。
さらに、料理研究家の大石寿子さんからは、「ご近所仲間でまとめ買いして食材を分けると安くつきますし、つくる料理を分担して互いにおすそ分けすると、楽に品数を増やせます」というアドバイスも。特売日や底値を知っている行きつけのスーパーを利用すればなおよい。
そんな節約術を踏まえたうえで、最後に「手作りおせちの心得」を伝授!
【手づくりおせちの心得】
■つくる料理を事前に決めてから買い出しに行く。
■つくりすぎて残さないよう食材は少なめに買う。
■あれもこれもつくろうと欲張らない。
■つくるものを書き出して、手順や段取りを考えてから調理を始める。並行して進められる作業を同時進行すれば、大幅に時間短縮。
※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号