2010年末をもってフジテレビを退社する“アヤパン”こと高島彩アナ(31)が、株式会社フォニックスほか3社が協同で出資するアナウンサー専門の芸能事務所に所属することが判明した。同事務所の現在のエースはなんといっても滝川クリステル(33)だ。しかし芸能関係者の間では、「アヤパン加入で事務所内のパワーバランスは激変する」といわれている。フォニックスの内情を知るテレビ局関係者がいう。
「CM出演の多い滝クリは事務所にとって稼ぎ頭。だからこれまでは常に特別扱いでした。でも高島アナが入ってくれば“二番手”に格下げは間違いない。フォニックスは一説には“いずれ退社する高島アナの受け皿として作られた”とまでいわれている。実際、事務所幹部は春の改編に向け、高島アナのキャスティングに動いているらしい」
すでに1月以降も『熱血! 平成教育学院』にレギュラー出演が決まっている高島アナだが、「視聴率女王」として他番組からも引く手あまただ。そうなってくると気が気ではないのが“女王”の座を引きずり下ろされる滝クリだ。あるフジテレビ関係者が耳打ちする。
「正直、滝クリに絶頂期の勢いはありません。ミヤネさん(宮根誠司・47)とコンビを組むということで鳴り物入りで始まった『Mr.サンデー』でも全然アドリブに対応できていない。正直、代わりにアヤパンが入ればガラッと雰囲気が変わる。ウルトラCの“入れ替え”もあるんじゃないか」
一気に両者の覇権争いへと展開しそうな勢いだ。
※週刊ポスト2011年1月7日号