1994年の映画『119』で初共演した真田広之(50)と鈴木京香(42)。その後、2001年に映画『助太刀屋助六』で再共演すると、京香は憧れにも近い尊敬の念を真田に抱き始めた。そして同年のドラマ『非婚家族』(フジテレビ系)で再び共演したときには、ふたりの関係は変化していた。あるテレビ局関係者はこう話している。
「そのころはもう、仕事もプライベートなことも相談する仲でしたから、交際は自然な流れでスタートしたそうです。瞬間的に燃え上がったのではなく、じっくり温めてきた恋でしたから、お互いの仕事や時間を尊重する、とても素敵な関係でした」
真田は2003年の映画『ラスト・サムライ』をはじめ、主演した映画『たそがれ清兵衛』も2004年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、ハリウッドで高い評価を得る。そこで本格的なハリウッド進出を目指し、活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移した。
そしてその後を追うように、2008年京香は、当時の所属事務所を辞め、ロスに豪邸を購入。仕事があるときだけ日本に滞在するという生活スタイルになった。
それまで深く悩んで何かを選択するという経験もなく、仕事も恋も、自然に流されてきたことが多かったという京香にとって、それは大きな人生の岐路だった。
高級住宅街ビバリーヒルズのブランドショップが軒を並べるロデオ・ドライブにほど近い住宅街にある超豪華マンションの一室——それが京香の自宅だ。約200平方メートルで寝室3つとバスルームが3つある部屋で、購入価格は当時約2億円だったという。
「真田さんは海に近いエリアに住んでいるんですが、京香さんの家からは車で10分くらい。ふたりの噂はたくさんありますよ。お互いの家を行き来して、よく飲みにも行っているそうですね」(現地在住日本人ジャーナリスト)
ロスに拠点を移してからこの2年、京香は日本で仕事をしているとき、「真田」と明確にいわなくとも、明らかに彼だとわかる口ぶりでロスの話をしていた。
※女性セブン2011年1月6・13日号