国内

触ると宝くじ当たる猫 4年間の当せん総額は5億6000万円超

 愛知・新城市(しんしろし)『サークルK長篠店』は東海道新幹線豊橋駅からJR飯田線に乗り換えて約1時間、本長篠駅から車で10分走った山間の県道沿いにある。

 同店・田中誠一社長(67)が宝くじ販売を始めて2010年で10年になるが、この4年の間に次々と高額当せんが続き、地元では大きな話題となっている。噂を聞きつけ、東京からわざわざ訪れる宝くじ客もいるという。

 きっかけは2007年夏に本誌が報じた「さわると当たる」と評判の佐賀・宝当神社(唐津市高島)の「招福猫」の子供を譲り受けたことだった。

 その猫は島に住みついている地域猫数十匹のうちの1匹だった。神社近くで開運グッズを販売している野崎酒店がなにくれとなく面倒を見ていた。

「そのとき私は直感で、金運には大黒様とか恵比寿様ともいわれるけど、うちは猫以外ないな、ご利益を授かるために猫を飼おうと決めたんです。宝当神社があるこの島の猫をいただけると有難いなと…。そうかといって、その猫をそのまま持って帰るわけにもいかないのでね。それで以前から毎年寄って懇意にしていた野崎酒店さんに相談したら、看板の開運猫の福ちゃんの子供が今度生まれたらそれを差し上げますよ、と快く申し出てくださって。2009年7月に雄猫をもらい受けたんです」(田中社長)

 名字は悲願でもある“3億円当せん”という思いを込めて名字は「3億」、名前はお母さんと同じ名をもらって「福ちゃん」と名付けた。   すると、その年こそ億万長者は出なかったが、1000万円クラスの当せんは出るようになった。主な当せん実績は以下のとおり。

 2007年12月 年末ジャンボ2等1億円、2008年6月 ドリームジャンボ2等1億円、2009年7月 ミニロト1等1031万6600円、8月 サマージャンボ3等1000万円 同夏祭り賞100万円×5本、10月 オータムジャンボ3等1000万円。2010年3月 ロト6 2等1543万4000円、6月 ドリームジャンボ1等前後賞3億円 ミリオンドリーム1等100万円×2本など、総額5億6469万円の快挙だった。

※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン