大変失礼なのを承知で、昨今メディアを騒がせている代表的な「美人すぎる××」を12人選び、東京と大阪で300人に緊急アンケートを行なった。調査は、300人を2つのグループに分けて行なった。
12人の顔写真に加え、「美人すぎる××」という“肩書”と名前を見せて選んでもらうグループ(150人)と、“肩書”なしで女性の顔写真だけを見てもらって、選んでもらうグループ(150人)だ。 設問はズバリ、「本当に『美人すぎる』と思うのは誰か?」。3人までを選ぶ複数回答とした。
2つのグループを合計した総合ランキングでのダントツ1位は、「美人すぎる日本画家」として知られる松井冬子さんだった。
静岡県出身の36歳で、東京藝術大学日本画専攻の女性としては、初めてとなる博士号を取得した才女。外見とは裏腹に(?)幽霊などを描く作風で人気を博しており、その年に活躍した女性たちを選ぶ「VOGUE NIPPON 2006 Women of the Year」を受賞したこともある。天は二物も三物も与えたようだ。
「女性から見ても凜とした美しさを感じる」(28歳女性・IT関係)、「日本的な美人ですよね。松下奈緒似で、近寄り難い雰囲気が神秘的」(34歳男性・大学講師)などの声が上がり、128票を集めた。
※SAPIO2011年1月6日号