「さびしい」――全米ツアーのファイナルの翌朝、赤西仁(26)はそう漏らした。「もっとライブをやりたかった」。現地はもちろん、欧州からもファンが集まり、その盛況ぶりに彼は確かな手応えを感じていた。マドンナなどを育てたワーナーミュジーックとの契約に至ったことが、その実力を物語っている。
公園で出会った男の子に「名前は? 何才?」とフランクに英語で話しかけ、スタンドの男性とも「昨夜、タイムズスクエアでライブをしたんだ」と流暢に話す。あくまでも自然体。だが、その姿には人の目を惹きつけてやまない圧倒的な存在感がある。
待望の凱旋ライブは2011 年1月(14日・15日・16日・さいたまスーパーアリーナ、21日・22日・23日・大阪城ホール)。ツアーを経てひとまわり大きくなった彼に、再び世界からの注目が集まるだろう。
※女性セブン2011年1月6・13日号