最高視聴率19.4%(関東)を記録するなど絶好調のNHK連続テレビ小説『てっぱん』。そのオープニングのダンスは“てっぱん体操”とも呼ばれ、いま話題だ。
「予想外の反響です。視聴者から番組に寄せられた問い合わせ約2400件のうち600件以上がこのダンスに関するものなんです。ダンスはお好み焼きを作る過程をモチーフにした“てっぱんダンス”です」(NHK広報)
さらに、医学的な視点からもこの体操が注目されている。高齢者などへの健康指導を行う和歌山県立医科大学げんき開発研究所は健康体操としてこのダンスを取り入れた。研究所副主任の後藤健太さんは、こう話している。
「体のさまざまなパーツを使うことができる全身運動なので、健康維持に適している。何より動きがユニークなので笑顔が増えるのがいいですね。覚えるときのチャレンジ精神と、うまくできたときの達成感が脳への刺激となり、認知症の予防としても期待してます」
※女性セブン2011年1月6・13日号