元高飛び込み選手の馬淵よしの(1966年生まれ)。14歳から全日本で5連勝、ロス五輪では9位に入った。美人スイマーの走りだっただけに、引退後は芸能界入りしテレビタレントとしても活躍した。その後の生活ぶりを彼女自身が語った。(週刊ポスト2002年8月30日号より)
* * *
「今はゴルフ行ったり、スキューバやボディボードをしに海に行ったり。犬の散歩にも1時間半くらいかけたりしているかな」(馬淵)
芸能界を引退後は水商売にも進出した。
「神戸に帰ってきたら、知り合いに“お前には水商売が向いている。失敗してもいいから”と、すすめられたんです。それにお金も出してくれました。最初は嫌々だったけど、やってみたらすごい儲かるし、楽しくなっちゃって。ただ、音痴でカラオケは苦手でした」
その後、3歳年下のホテルマンと結婚。
「彼は店の客でした。独身のお客さんはあまりいませんでしたから、すぐに友だちになって、その後恋人関係に。結婚後はお客さんにバレるとまずいので1年くらいは内緒だったんです(笑い)」
店を閉めてからは、飛び込み大会の審判をしながら、後進の指導にあたっているが……。
「実はバイトしたいんです。先日もファミレスの募集広告が新聞に載っていたから、とっておいたら旦那にビリビリに破られた。何で? って聞いたら“あそこは俺の知り合いの店だから、勘弁してくれ”って(笑い)。ウエイトレスとかやってみたいなァ」