スポーツ

美人プロボウラー中山律子さん 家族でやるのはゴルフ

 1970年代に湧き起こった空前のボウリング大会で、国民的アイドルだった『さわやか律子さん』こと中山律子(1942年生まれ)。その後の人生を彼女自身が振り返った。(週刊ポスト2002年8月30日号より)

 * * *
「ボウリングブームの一番華やかな時代を経験した者として、今は競技の振興と後輩たちのために奔走しています」(中山)

 1969年、女子プロボウラーの1期生としてデビュー。翌年、女子初のパーフェクトゲームを達成し、人気・実力とも頂点に。本人はこう振り返る。

「会社にはサイン色紙が400~500枚山積み状態。大会会場に人が集まりすぎで中止になったこともありました」

 熱狂的なブームが冷め始めた1974年に結婚、女児に恵まれた。さらに肩の故障などで、1980年代はボウリングを休んだが、1992年に復帰。

「ただ、故障して40歳を過ぎてからは満足に投げられたことはないですね。それでも“ボールの重さを使って投げる”技術が分かってきました」

 1998年7月、JLBC(ジャパン・レディース・ボウリング・クラブ)の会長に就任。ボウリング指導と講演活動で全国を駆け回った。ちなみに家族でボウリングをすることはほとんどないという。

「主人も、私とやると負けるのでもっぱらゴルフ。でも、ボウリングのほうが安い(笑い)し、奥が深いので老若男女どなたでも楽しめますよ」

 相変わらずの“さわやか律子さん”であった。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン