45才にしてセミヌードを撮り下ろした“マエノリ”こと前田典子(45)が出版した『マエノリ 美 BODY』(2500円、講談社)には、人生を謳歌するためのノウハウやメッセージが凝縮されている。そのマエノリが、女性の年齢との向き合い方を語ってくれた。
「(若々しさを保つために)私が実践しているのは、メンタル面のこと。妄想を積極的にしています(笑い)。私はMr.Childrenの桜井(和寿)さんが好きなのでテレビで音楽が流れるたびにアガりますね。ママ友とよくやっているのは、ママさんバレーのコーチが◯◯さんだったら…と妄想する“もしもシリーズ”。考えるだけだから害はないし。サッカー選手でも韓流でもアイドルでもOK。いくつになってもガールズトークは楽しいですからね!」
ママ友とのトークを楽しそうにざっくばらんに話す彼女を見ていると、つくづく若々しさと年齢は一緒ではないと感じる。マエノリにとって、年齢とはどういうものなのか。
「背番号っていうのかな。記号ですね。茶髪にするとかミニスカートをはくとか、“トッピング”で若く見せようっていうんじゃなく、自然がいちばんだと思うんです。ハツラツとした内面とか立ち姿とかが若々しさにつながると思うんですよ。年を重ねてやせすぎはギスギスして見えてしまうので、ダイエットのしすぎはよくない。とくに、顔はふっくらしているほうがいいと思いますよ」
努力はするが執着しない。なぜなら、無理なダイエットでは美BODYはつくれないから。シャンと立っていられる健康的な体で、内側から元気がみなぎる女性が若々しい。
※女性セブン2011年1月6・13日号