身長171センチ、体重は115キロで見た目はお坊ちゃま風おデブちゃん。ところが歌いだすと外見からは想像もできない美声――いま、台湾で“ポスト、スーザン・ボイル”と呼ばれている男性歌手が、リン・ユーチュン(24)だ。
2010年4月、台湾のオーディション番組に出場し、ホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』を熱唱。その映像がYouTubeなどで世界各国に流れると、「あの容姿と美声のミスマッチは、まさにポストスーザンだ!」と世界中の注目を浴びるように。 YouTubeの視聴回数はまたたく間に900万回を超えた。
リンは4才にしてすでに、「国境を越えて長く歌い継がれる歌手になる!」と決意していたという。ちなみに、小学生のとき、好きだった女の子が肉が苦手で“ぼくがかわりに食べてあげるよ”と、彼女の弁当にはいっている骨付き肉を毎日食べていたら、アッという間に太ってしまったというエピソードも。
「“デブでも歌うことで輝ける”ということを同じコンプレックスを持つ人に伝えたいそうです。“ぼくは絶対にやせません!”と宣言していますよ」(音楽関係者)現在、恋人募集中で、日本女性では松嶋菜々子がタイプとか。
※女性セブン2011年1月6・13日号