「娘がスペインに行ったのは、高城さんと離婚の話をするため。どんな結果になろうとも私は娘が幸せになってくれればいいんです」
クリスマスを直前に控えた某日、沢尻エリカ(24)の母親・リラさんは記者にこう話した。昨年9月21日にCMの発表会をドタキャンして以来、消息が途絶えている沢尻。リラさんが心配するのも無理はないが、「親心、子知らず」か、当人は夫の高城剛氏(46)とよりを戻したようなのだ。スペイン・バルセロナにある高城氏の事務所近くのブティック店員が語る。
「昨年の10月末頃、中年の日本人男性と若くてスタイルの良い女のコが一緒にやってきました。アジア人は区別がつかないけど、彼女は特別キレイだったから覚えてる。男はかなり小柄で、買ったズボンの丈をすごく短く切ってお直ししました」
沢尻と高城氏の写真を見せると、「そう、この2人だ。間違いないよ」。また高城夫妻と親しい別の店の店員は「2人は復縁した」と断言した上で次のように語った。
「先週もエリカはバルセロナに来たわよ。『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コヘット監督の映画に出演する予定があるようなことをいってたわ」
ブティックの周辺では、他にもこの“アンバランス”な日本人カップルのデート姿が多数目撃されていた。
復縁をうかがわせる情報はそれだけではない。沢尻は、スペインにある高城氏の個人会社「エル・エクストラテレストレ」の代表に収まっていたのである。昨年11月18日に更新された登記簿を見ると、それまで社長を務めていた高城氏が“抹消”され、代わりに「高城エリカ」つまり沢尻が社長に“任命”されていた。沢尻を知る芸能関係者がいう。
「エイベックスがエリカの新事務所として名乗りを挙げていたが、その条件が高城氏と離婚することと、スペインの事務所との契約解除でした。社長就任はそれを反故にした形です」
これまでも予想外の行動で周囲を驚かせてきた沢尻だが、これにはリラさんも「社長に!? 知らないわ」と困惑して、こう続けた。
「とにかく2人の間で何が起きているのか、ちゃんと私に説明してほしい。いくら高城さんが口が上手くても私のほうが年上よ。いいくるめられないから!」
※週刊ポスト2011年1月21日号