現在離婚協議の真っ最中にいるダルビッシュ有(24)と妻の紗栄子(24)。この離婚劇のキーマンとされるのが、ダルの父・ファルサ氏である。そもそもの不仲の原因に、ダルの稼ぎを巡る紗栄子とファルサ氏との「金銭問題」があったと伝えられる。そこで、本誌はファルサ氏を直撃した。大阪市内で経営するペルシャ工芸品専門店で、ファルサ氏は重い口を開いた。以下がそのやりとりだ。
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――離婚協議にあなたが干渉している?
「双方が代理人を立てて進めていることですから、私はまったく口は出していませんよ」
――紗栄子さんとの間に金銭トラブルがあったのか。
「(ムッとした表情になり)報道されていることは9割がデタラメです。リーマン・ショックで私の商売が傾いて息子のお金に手を出したといわれているが事実じゃない。ほら、この店を見てください(と、高級絨毯が並ぶ店内で手を広げる)」
――離婚問題の原因はあなたではない?
「私はずっと2人をサポートしてきました。理由がわからないから親子の確執ということにされたのでしょう」
――紗栄子さんについてはどう思っているのか。
「いままで不満などいったこともないし、これからもありません。なぜなら紗栄子は(別れたとしても)孫の母親であることに変わりはないんですからね。紗栄子に問題はなく、いい嫁だと思っています(と唇を噛む)」
――この件でメジャー挑戦も足踏みだというが。
「息子は球団と移籍の話をしたことはありません」
そう言い残してファルサ氏は店の奥へ消えた。
※週刊ポスト2011年1月21日号