松嶋菜々子、鈴木京香、宮崎あおい、仲間由紀恵などとならび、「1話300万円前後」という最高レベルのギャラをもらってきた篠原涼子。タレントが出演した際に獲得できると推測される「潜在視聴率」も最高レベルの約14%といわれていたが、評価が微妙になってきた。
3年ぶりのドラマ主演で話題になった昨年末の『黄金の豚』(日本テレビ系)は、期待はずれに終わってしまった。平均視聴率13.5%は決して悪い数字ではないものの、「W涼子対決」と話題になった同クールの米倉涼子主演『ナサケの女』(テレビ朝日系)の平均視聴率13.7%とほぼ同等。初回視聴率は15.3%で、『ナサケの女』(17.6%)を下回ってしまった。
「これまで業界では“篠原のほうが数字を持っている”とされ、ギャラも米倉(1話250万円程度)より上だった。しかし2人のガチンコ対決で差が出ないとなると、起用に慎重にならざるをえない」(キー局ディレクター)との声も出ている。
※週刊ポスト2011年1月21日号