昨年末、大桃美代子(45)がツイッターでつぶやいたことから火がついた、麻木久仁子(48)と大桃の元夫で戦場ジャーナリストの山路徹氏(49)との不倫騒動。
泥沼騒動の発端となった大桃のつぶやきから4日後の2010年12月23日、京都で講演会を終えた山路氏は、集まった報道陣を前に、逃げることなく、カメラをじっと見つめ、「悪いのは私」とだけ話した。そして麻木、大桃に続いて、12月26日には改めて会見を開いた。
報道する側から一転、報道される側となった山路氏。一般人の会見にもかかわらず、会場には100人を超す報道陣が駆けつけたが1ミリも動じることはなかった。それどころか、会見では、大桃と離婚に至る過程で、麻木との関係を彼女に話せなかったことを「残酷な沈黙」と表現するなど余裕さえうかがえた。
古くから彼を知る人物はこう話す。
「本人は会見でも“ぼくは一般人ですから”なんていってましたけど、マイクやカメラを向けられたりするのがたまらないんだと思いますよ。大学生のときは、“おれって、中村雅俊に似てるだろう”って自慢気にいってましたし。彼の事務所にはキーボードが置いてあるんですけど、ここぞというときの切り札は『冬ソナ』の切ないテーマ曲を弾くことです。あまりにベタですが、女性には相当ウケるみたいです」
かつて山路氏と仕事をしたことのあるテレビ局関係者はこう証言する。
「とにかく気遣いがすごくて、少しでもいつもと様子が違う人がいれば声をかけます。話をするときは相手の目をじっと見つめて、じっくりと話を聞く聞き上手。そして数日後には“元気になりましたか?何かあったらいつでも駆けつけます”と必ずフォロー。山路さんは、相手の女性に、自分のことを好きなんじゃないかと勘違いさせてしまうようなタイプの人なんです。彼にハマった女性たちは、“山路マジックに引っ掛かった”と皮肉交じりにいわれていました」
今回の騒動で、多数のフリーアナウンサーが山路氏と深い仲にあったと噂されたが、そのなかに誰もが知る有名キャスターの名もあった。
※女性セブン2011年1月20・27日号