昨年末にNHKの紅白歌合戦への出演で昨年7月の食道がん告白から、180日ぶりの復帰を果たした桑田佳祐(54)。桑田が受けた手術は大変なもので、病巣を切除し、食道と胃をつなげる手術は実に6時間に及んだ。桑田はこの手術について、1月1日に出演したラジオでこう語っている。
「喉にいろんな管なんかを通すので、傷つけちゃいけないっていうんで、相当手間のかかる治療をやっていただいて」
それでも消すことのできない、“もしかしたら復帰できないかもしれない”という不安。そんな桑田を精神面で支え続けたのが、妻の原由子(54)だった。
「手術後は病院に泊まり込み、ずっと桑田さんに付き添っていました。また、桑田さんが“病院食以外に少し力が出るものが食べたい”というので、行きつけの料理店のおかみさんにひじきやほうれん草のおひたし、煮物など5品目ほど作ってもらい、マネジャーに毎日のように届けてもらっていました」(病院関係者)
妻の献身的な看護や周囲のサポートもあって、8月下旬に無事退院。桑田は原とふたりで、海の近くにある別荘で療養生活にはいった。
※女性セブン2011年1月20・27日号