2010年の新語・流行語大賞でトップテン入りを果たした「ととのいました」。昨年から続くなぞかけ人気の立役者・漫才コンビWコロンのねづっちが、「ととのいました」ができるまでの頭の中を披露! なぞかけの作り方の秘訣を教えてくれた。
【スタート】お題をもらう
なぞかけは、お題を与えてもらうところからスタートする。お題がかけ言葉Aになるためしっかり記憶しておくこと。今回の例題は“携帯電話”。
【1】お題から連想する言葉を考える
まずはお題からたくさんの言葉を連想する。動詞や名詞(メーカー名なども)、形容詞などを、あらゆる角度からできるだけたくさん考えることがポイント。例題の“携帯電話”なら、「メール」「docomo」「機種」「通話」「着信」など。
【2】1で連想した言葉の同音異義語を探し、オチを決定する
1で思い浮かべた言葉の中で、同音異義語があるものを探す。ひとつの単語に関して深く考えず、次々とテンポよく探していくことがコツ。例題では、メール、docomo…と順番に同音異義語を探した結果、“通話”の同音異義語として“ツウは”を発見。その時点でオチ(「その心は~」の部分)は“ツウワ”に決定。
【3】2で決定したオチから連想する言葉を考え、かけ言葉Bを決定する
2で決定した“ツウは”から連想する言葉を考えて、かけ言葉Bを決める。なぞかけは短時間勝負のため、今回は“ツウは”からいちばん初めに連想した“つゆをつけすぎずにそばを食べる”をかけ言葉Bに。
【ゴール】ととのいました
お題+【1】【2】【3】の3ステップでなぞかけは完成。お題がかけ言葉A、【3】で決定した言葉がかけ言葉B、【1】と【2】で決めた言葉がオチになり、「ととのいました」!
“携帯電話”(かけ言葉A)とかけて、“つゆをつけすぎずにそばを食べる”(かけ言葉B)と解く、その心は? “ツウワ”(オチ)するでしょう
※女性セブン2011年1月27日号