現在妊娠9か月で、切迫早産のため入院中の野田聖子衆議院議員(50)だが、もうすでに出産後の活動についてビジョンを持っているという。具体的な政策も検討中で、一足早くママになっている、自民党の小渕優子議員とタッグを組んで行う予定だ。野田議員はこう語る。
「いまの少子化政策って、子育て支援にすり替わってしまっています。でもその前の段階、遠慮しないで子供が産める社会にしなきゃいけない。これからは、あつかましいくらいに男性議員たちをねじ伏せて、子供を安心して産める社会にできるような法整備をしていきたい。だってこれまでは、“子供を産んだことないくせに”って必ずいわれてたから、遠慮してしまった部分もあったと思う。でも、これからは実体験を積んで、説得力のあるおばさんになれるかなと思っています。現場主義ですよ」
さらに、子育てについてはこんな話も。
「子供は母乳で育ててみたい。50才でも出るかしら? 頑張りますよ。2011年は逞しいお母さんになってこの経験を踏まえ、女性の人たちがお母さんになれるための権利を行使できるような、そういう社会を作っていきたいと思っています。夫はもう1人(子供を)ってせっつくんですが、もうちょっと待ってよ、と。でも2人目だって3人目だって前向きに考えていきます」
※女性セブン2011年1月27日号