目下、大ブレイク中のマツコ・デラックス(38)、ミッツ・マングローブ(35)、楽しんご(31)。いまやテレビで見ない日はない存在となった彼&彼女たちのことをもっとよく理解できるよう、ゲイカルチャーのキーワードを解説します。
【おネエ言葉】
単に女言葉を使うのではなく、言葉の選び方、いい回し、抑揚などが重要。オーバー気味にいうのがミソ。例:「マリアナ海溝よりも深く気分が沈んじゃったわ」。奥が深い!
【外専】
外国人男性を好む人。
【ガチムチ】
がっちり、むっちりした肉体。例えるなら柔道家の内柴正人。
【カミングアウト】
性的指向を親、友達、同僚などに告白すること。←→クローゼット。隠している。
【熊系】
ごついけども、顔が丸く、瞳がつぶらで親しみやすい印象の人。芸能人でいうとケンドーコバヤシ(38)、髭男爵の山田ルイ53世(35)、ブラックマヨネーズの小杉竜一(37)。
【性同一性障がい】
広義では心と体の性が一致しない状態。
【セクマイ】
セクシャルマイノリティーの略。性のあり方が少数である人。同性愛者、両性愛者、性同一性障がいなどが含まれる。
【タチ】
セックスにおいてリードする側。ネコは、逆の意味。
【トランスジェンダー】
生物学的な性と自身の性別の認識(性自認)が異なる人。
【ネコ】
セックスにおいてリードされる側。同義語としては「ウケ」。
【ノンケ】
異性愛者のこと。「その気がない」が語源。
【フケ専】
年配男性を好む人。10、20才離れているのはさほど珍しくないのがゲイの世界。
【店子】
みせこ。ゲイバーなどで働く店員。
【リバ】
タチもネコも両方できる人。リバーシブルの略。
※女性セブン2011年1月20・27日号