中高年のアイドル・綾小路きみまろ(60)の大好評誌上高座。不倫のチャンスがやってきた夫婦の、男模様・女模様を笑い飛ばします。
* * *
【同窓会 亭主妬くほど モテもせず】
「女房妬くほど…」といいますが逆も同じです。昨年春の黒木瞳さん主演ドラマ『同窓会~ラブ・アゲイン症候群』。30年ぶりに再会した同窓会が恋の舞台となります。
黒木瞳さんのファンで、このドラマを見ていたご主人。
「どうしょうかい」と迷っていた奥様が同窓会に出席。夜10時を過ぎても帰ってこないのでヤキモキしています。大丈夫です! お腹は正月の鏡餅。締めつけ下着でこぼれる尻の肉。化粧よりも化粧まわしが似合う奥様です。
30年ぶりの同窓会。男性陣に取り囲まれるのは高校時代からマドンナで、いまも変わらぬ体形の熟年美女。
深夜12時過ぎに帰宅した奥様に「こ、こんな時間まで、な、何をしてたんだ!」噛みつくご主人に対し「フフフ、内緒!」そう答える奥様ですが、実は女友達3人とお茶をしてたのです。食べてたケーキは“ババ”ロア。
夫も妻も、不倫するケースなんてほんのひと握りです。「でも、男性の場合は水商売の女性との浮気とかってあるでしょう?」
奥様、大丈夫です。「やりてぇ!」とキャバクラに通っても「やり手」のホステスさんにはかないません。「オイッ、今日はいいだろ?」「ごめんなさい。今日、生理2日目なの。生理が終わるころ、来て」「オイッ、生理終わったか?」「ごめんなさい、今度の生理止まんないのよ。3日後ぐらいに、また来て」
オイッ、3日後だと『まだ終わってない』といわれそうだから2週間待ってきたぞ。今日は大丈夫だろうな?」
「ごめんなさい。もっと早く来てくれれば良かったのに。次の生理始まっちゃったの」 1か月に5回も6回も通って、この有様。不倫じゃなかった不憫なお父さんなのです。
※女性セブン2011年1月20・27日号