年末年始に発売される女性誌の人気企画といえば「占い」。各誌とも様々な占い師が登場し、工夫を凝らして今年の運勢を占っている。その中でもとりわけ人気となっているのが中森じゅあんさんだ。
この中森さん、男性には馴染みのない名前かもしれないが、『鬼谷算命学』(マガジンハウス)、『中森じゅあんの算命学入門』(三笠書房)、『天使の愛』(中公文庫)など著書も多い。若い女性から中高年、OLから主婦まで、中森さんの「算命学」は怖いほどよく当たると大評判なのだ。
中森さんによると、「運命」の流れを生かすには、自分の天冲殺を知っておくことが大切だという。天冲殺は12年に1回、2年続きで誰にでも必ずやって来るが、その時期には新規のことや無理は絶対に避けるべきなのだという。
「天冲殺とは、天から気が得られにくいタイミングのこと。例えば結婚や出産、新築や引っ越し、転職や起業、不動産や車など大きな買い物はできうる限り避けて、受け身で周囲の意思に従い、現状維持で学びの時期にすれば、あとで大きな実りにつながります。天冲殺に自発的に始めたことは、いい結果をもたらさず、長続きしにくいのです」
【2011年、天冲殺の有名人の例】
市川染五郎(1973年1月8日生)
オードリー・春日俊彰(1979年2月9日生)
森三中:黒沢かずこ(1978年10月17日生)
※週刊ポスト2011年1月28日号