初回21.7%、第2回22.1%と、上々のスタートを切ったNHK大河ドラマ『江 姫たちの戦国』。ヒロイン・お江役の上野樹里(24)が登場した第2回の視聴率が初回を上回ったこともあり、スタッフたちはホッと胸をなでおろしている模様。
しかし、あるスタッフは「あとは上野さんが突飛なことをしでかさないよう祈るのみです」と打ち明ける。その心配もさもありなん、なんせ上野は、出世作『のだめカンタービレ』の“のだめ”を地でいく「天然キャラ」なのである。
前出・スタッフの話。
「とにかく、突然何をいい出すか分からない。昨年9月のクランクイン会見では、役柄について聞かれ、“姫って面白い生き物だなァ”という意味不明のコメントで周りをあ然とさせました。さらに11月にあった前年の『龍馬伝』との“バトンタッチ式”では、初対面でしかも男性の福山さんに対して“お肌、キレイですねェ! スキンケア方法教えて~”と聞いて、これまたビックリされていました。福山さんはたじろぎながら、“え? ウ、ウン……、洗顔しすぎないことかな”と答えてました(笑)」
――こんなエピソードは枚挙にいとまがない超マイペースの上野。『江』の出演者には、大竹しのぶ(53)、鈴木保奈美(44)、宮沢りえ(37)と“主役級”が名を連ねているが、どんな大物にも、上野は「ほとんどタメ口のノリで話しかける」(前出・スタッフ)という。
※週刊ポスト2011年2月4日号