結婚、出産を終え、2人の娘は高校に。そんな中、人知れずに堕ちた未成年との恋は、劇的な幕切れとなった。
1月27日、宮城県警石巻署は交際女性に暴行を加えたとして傷害容疑で無職の16才少年Aを逮捕。また同じ日、被害者である交際女性のパート従業員の女(43)を青少年健全育成条例違反で逮捕した。捜査関係者はこう説明している。
「少年は1月21日から25日までの間、前後2回にわたって女に対して顔や胸、腹などに殴る蹴るの暴行を加え、全治10日間を要する傷害を負わせたものとして、傷害容疑で緊急逮捕しました。女については、1月21日正午ごろ、少年が18才に満たない青少年であることを知りながら性的な行為をした容疑によるものです」
ともに逮捕されてしまった27才差のカップルだが、実は女には夫(48)と高校3年生と高校1年生になる2人の娘がいた。
長距離トラックの運転手をしている夫とは職場で出会い、1991年に結婚。すぐに夫の職場近くにアパートを借りた。2人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いていたという。
「彼女は雰囲気がかわいらしい感じの女性です。髪は肩までと短く、丸顔。背は160センチに満たないぐらいで普通の体形です。身なりだって全然派手ではなく、女っぽさを強調するような服を着てるのを見たことがありません。いつもシンプルなズボンばかりでした。
旦那さんはスラッとしていて背が高く、目鼻立ちがはっきりしたイメケンですよ。彼女は学校行事も普通に参加されていて、よく働く感じのいいお母さんという感じです。それだけに、今回の事件はいまだに信じられません」(女の知人)
女がAと出会ったのは昨年の春ごろ。ひきこもりや不登校の児童が集まるフリースクールのようなボランティアサークルの活動があり、それを通じての出会いだった。
「少年はいじめを受けて不登校となり、そのサークルに出入りするようになったそうです。女は正式なスタッフではなかったのですが、お手伝いとして参加していました。
少年のお世話をするうちに親密になり、体の関係を持つようになったそうです」(前出・捜査関係者)
※女性セブン2011年2月17日号