宮城県警石巻署は1月27日、交際女性に暴行を加えたとして無職の16才少年Aを傷害容疑で逮捕した。また同じ日、被害者である交際女性のパート従業員の女(43)を青少年健全育成条例違反で逮捕した。
実はこの女、48才の夫と高校3年生と高校1年生になる2人の娘を持つ主婦であった。27才も年下の少年との不倫関係の末、ともに逮捕されるという、あまりに信じ難い成り行きに、親族もただただ驚くばかりだ。女の自宅から車で30分ほどのところに住む舅が胸中をこう明かした。
「事件のことは親戚から聞いでだよ。新聞に載ってるって。ショックでね。
自分の家の嫁さんを褒めるわけでねえけどね。ほんとに長いことちゃんとやってきてね。まさかこんなことになるとは夢にも思わんかった」
舅は決して女のことを責めることなく、ただただショックだと肩を落とした。
「家にもよく来てくれで、勤め先で買い物して持ってきてくれだりね。
2人が結婚記念日のときには、向こうの両親と私ら夫婦、孫たちもあわせで8人で一緒に温泉旅行に連れで行ってくれだごどもあったよ。人が好きでな。自分のことよりも人のことばっかりで」
現在は、夫と娘2人の4人でアパート暮らしをしていた女だったが、娘2人が手を離れ、晴れて独立したころには、義父母との同居を計画していたという。
「息子はトラックの運転手をしてっがら。東京との行ったり来たりで2日にいっぺんくらい帰ってくるけれども。朝大変だから、いまは職場に近いところに住んでるけど、いずれは私らもふたりっきりだから将来はこっちに来るつもりで」
この女は、舅もベタぼめする「できた嫁」だったのだ。
※女性セブン2011年2月17日号