「ファンはやっぱり5人が見たい」
「東方神起は5人がいちばん」
1月25日、ユンホとチャンミンの2人で復活した東方神起のライブを見て、多くのメディアがそう報じた。実際そんなふうに思った人も少なくないだろう。
しかしこれが、ファンには、「まるで2人の活動を否定しているかのよう」と、大きな波紋を呼んでいる。「東方神起は5人」と報じ、苦情の電話が殺到したワイドショーもあったという。木村美紀さん(44・仮名)は、2006年のZEPPツアーのときからのユンホファン。この件について、興奮気味に話す。
「ユンホとチャンミンは、訴訟を起こしたわけでもないのに、活動休止を余儀なくされました。3人がすぐに新ユニットを結成して、活動を再開し、いいたいことを自由にいって、というこの9か月、2人はひたすら沈黙していた。そして、いつか復活するときのためにと、黙々と歌やダンスレッスンをして、パフォーマンスに磨きをかけてきたんです。もちろん問題が解決して5人で再始動する可能性も考えて。
ライブ当日は、きっと誰よりも本人たちが“2人で大丈夫かな”って思ってたと思いますよ。だから、誰にも何もいわれないように、直前まで頑張って準備してきた。それは、ファンが思う以上に、2人が“東方神起”を大事にしてくれたからでしょう?」
2005年の日本デビュー以来、東方神起を追っかけてきた江上裕子さん(52・仮名)も、声を荒らげる。
「みんな簡単に“5人のほうがいい”っていうんですけど、それって“2人じゃ物足りない”っていわれているようで不快になりました。あの2人が、どれほどの決意と思いでステージに立ったかを考えるだけで、私は胸がいっぱいになるっていうのに…。どうして東方神起だけこんなふうにいわれるのかしら」
※女性セブン2011年2月24日号