2月3日、所属事務所との契約解除騒動に渦中にいるKARAがドラマ『URAKARA』(テレビ東京系)の撮影のために来日。その日、日本の公式ホームページで「これからも5人で頑張っていきます」と、和解したことを示唆した。
しかし問題は山積みだと、ある芸能関係者が指摘する。
「今回は、契約解除を申し立てた3人の親が一緒に来日しています。事務所には子供を安心して預けられないということでしょう。それにいちばんの問題は、(申し立てをしていない)リーダーのギュリと他の4人との間の溝が深まったことです」
実際、KARAが来日した際に利用した飛行機では、申し立てを撤回したハラは他の3人と横に並んで座ったのに、ギュリだけ離れた席に座っていたと報じられた。ある韓国在住のジャーナリストがこう説明する。
「ギュリの母親は、元声優だったこともあり、他のメンバーの親族よりもずっと芸能界に明るく、事務所とも親しい関係でした。そもそもKARAは、ギュリのために作られたグループという話もあるくらいです。申し立てを撤回したとはいえ、もともとは3人側だったハラとギュリとでは立場が違いますよね。騒動が大きくなる一方で、ギュリの孤独もまた大きくなっていったのだと思います」
日本滞在中は都内のホテルに宿泊していたKARA。その日の夜、コンビニで買い物するギュリが目撃された。スイーツコーナーやドリンクコーナーをぼんやりと眺める彼女。いつも横にいたメンバーは誰ひとりおらず、スタッフが付き添うのみだった。
※女性セブン2011年2月24日号