香港のみならずアジア各国で大ヒットしたジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』(1986年公開)。多くの映像作家に影響を与えたこの名作の韓国版『男たちの晩歌 A BETTER TOMORROW』(2月19日より全国ロードショー)が作られることになり、主人公・ヒョク役のオファーを受けたチュ・ジンモ(36)は、「躊躇なく、出たいと思った」と話す。
この作品では兄弟愛が深く描かれており、弟・チョル(キム・ガンウ)は兄・ヒョクを憎み、兄は弟に申し訳ない気持ちを抱えている。そして、映画にはヒョク兄弟以外にヒョクの親友・ヨンチュン(ソン・スンホン)、部下のテミン(チョ・ハンソン)が登場する。
「素の自分はチョルとヨンチュンをミックスした感じ」と微笑むチュに、つきあうなら誰がおすすめか聞いてみると…。
「まずヒョクは、人柄はいいけどおもしろみはないかな(笑い)。ヨンチュンは、明るくておもしろいところがあるから、デートをしていても楽しいと思うけど、テミンが意外といいかも。彼は組織の親分になって、お金も充分あるから、彼女には惜しみなく使ってくれるだろうしね。ただ、彼女はいっぱいいるかも(笑い)」
そこで、まさかあなたも複数の彼女がいる? と聞くと…。
「僕? たぶんムリ。複数の女性とつきあうとなると、いろいろ調整が必要だけど、そういうところに僕は頭が回らない。ひとりで手いっぱい」
誠実で温和で努力家。ユーモアもあり、アクションは自分でこなす彼。穏やかに話すが、内には熱い思いを秘める姿はヒョクそのもの。そんな彼が大切なものを守るため、命がけで戦う勇姿必見!
※女性セブン2011年2月24日号