ライフ

OLのバレンタイン戦略に「ヒィィィ。金と手間がヤバそう」

2月14日のバレンタインデー。職場のあちこちで「義理チョコ」が配られる“風習”はさておき、女性にとっては「意中の人」に想いを告げられるまたとないチャンス。今回は、バレンタイン必勝テクについて暴露してもらいました。

* * *
みさ(メーカー・28歳):私はもっぱら「乱射攻撃」。バラまいとけば1人くらい反応してくるもん。同僚から他部署の知り合いから、取引先から、趣味のフットサルチームの仲間から、出入りの宅配便の人まで、それこそ50人くらいに配りまくってる。

けい(医薬品・26歳):ヒィィィ。金と手間がヤバそう。

みさ:いや、そうでもない。パウンドケーキみたいな“大量生産”できるものを作って、小分けするだけだから。いたって雑だよ。

マナ(小売・27歳):で、効果は?

みさ:数人から「今度メシでも食わない?」みたいな反応があるけど、好みのタイプからはこないんだな、コレが。

マナ:やっぱさ、男は集中投資っていうか、狙いを定めたほうがいいんじゃない? 私の場合、ちと汚いけど、今の彼氏は「バレンタインチョコ買い物作戦」でゲットしたよ。

みさ:何それ~?

マナ:簡単だよ。彼の同期で一番の出世頭のイケメンを「仮想好きな人」に仕立て上げて、「〇〇クンにチョコあげたいんだけど、買い物付き合って」って頼むの。で、「お礼に一杯どう?」って誘って、「あなたのほうが好きになっちゃったみた~い」と、しなだれかかる。

みさ:手が込んでるな~。

ユカ(広告・25歳):私は以前、狙ってる人にわざと安いチョコを渡したことがある。で、「この前は時間がなくて、簡単なチョコしか渡せなかったけど、本当に渡したいものがある」って誘うの。それから、やや高めのチョコを渡すんだけど、前のがショボかったせいか、勝手に高級に見られちゃうんだよね。

みさ:なんか悪徳商法みたい。で、結局、どうなった?

ユカ:ま、2~3回デートしてフラれたけどさ……。これは、私の友達が成功したテクニックなんだけど、同僚の本命クンにチョコを渡す時、「お返しはいらないから、今度相談に乗ってくれる?」っていうんだって。

けい:ふんふん。それから?

ユカ:「私、実は転職を考えてるんだ」なんて適当に相談事をデッチあげて、「〇〇クンにだけ、いっちゃった。ところで、〇〇くんも悩みってある?」って聞くんだって。こうして相手に悩みを話させたら、カップルは成立したも同然らしいよ。

みさ:秘密の共有っていう古典的手法だけど、バレンタインをきっかけにするわけか。

※週刊ポスト2011年2月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン