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洗濯王子指南するシワ対策 脱水時間は冬は設定より3分短く

服全体のシワをとる方法

時間をかけてアイロンがけしてやっと…と思ったのに変なところにシワが!と嘆いたことがあるはず。シワ対策は、洗濯機に入れる前から始めるのが肝要。ちょっとした心がけが、シワや、衣類の傷みを防いでくれるのです。

洗濯王子こと、国家資格クリーニング師の中村祐一さんが、洗濯時に気をつけるシワを作らない7か条を教えてくれた。

【1】洗濯ネットにはたたんで入れる
洗濯ネットはシワ防止にも有効。ただし、ネットが大きすぎると中で服が動いてしまいシワ対策にならない。服をたたんだ状態と同じぐらいの大きさのネットを選んで。服を折る回数は3回までが目安。

【2】脱水時間は短めに
洗濯機のおまかせコースの脱水時間は5~8分と長めに設定されている場合が多い。そこで、脱水時間は洗濯機の設定時間より短めを心がけて。冬は3分、夏は1分ほど短縮するだけで、シワが減少。

【3】ポリエステルやシルクは脱水しない
ポリエステルやシルクは脱水不要。水がしたたる状態で干せば、水分が“重し”になってシワがきれいにのびる。水分の重さで生地自体がのびて形崩れしてしまう心配はない。

【4】脱水後は縫い目を引っ張る
脱水後は縫い目部分が縮んで、シワになってしまいがち。そこで干す前に脇や袖、えりなどの縫い目に沿って、軽く生地を引っ張って。このとき力を入れすぎると生地がのびてしまうので注意を。

【5】全体のシワはたたんで、たたいてのばす
服全体のシワをとるには、衣類をコンパクトな大きさ(手のひらにのる程度の)にまでたたみ、強めに5回ぐらいたたいて。指があたるとその部分にシワがよる可能性があるので、写真のように指をそらし手のひらだけで。(写真参照)

【6】肩幅に合ったハンガーを使う
袖ぐりにハンガーの両端があたるのがベスト。形崩れを防いできれいなシルエットに。また、ハンガーは厚みがあるほうが重みが分散するのでOK。針金ハンガーはタンクトップ、Tシャツなど軽いものに。

【7】すぐに干せないときはたたんでおく
すぐに干せないときは、洗濯機に入れっぱなしは避け、いったん広げて1、2回折って重ねておくとプレスの役割を果たしシワ防止に。ただ、服の重みで折り目がきつくはいるのでなるべく早く干して。

※女性セブン2011年2月24日号

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