その日はバレンタインデー――夜9時過ぎ、黒木メイサ(22)が大きなトランクを抱えて自宅マンションに帰宅した。約1時間後、ひとりの男性が携帯を握りしめ、周囲を何度も見回して、彼女の部屋を訪れた。もう片方の手にはお酒がたくさんはいったコンビニの袋をぶらさげている。男性は篠田光亮(29)だった。元『JACKJACK』のメンバーで、ドラマ『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日系)や映画『カイジ 人生逆転ゲーム』などに出演するイケメン俳優だ。
しかし篠田は、本誌がキャッチしていた黒木の“カレ”ではなかった。テレビ関係者はこう話す。
「メイサさんのカレは銀行員のAさんです。帰国子女で、超有名私大を卒業したエリート。交友関係も広くて、IMALUとか芸能人の知り合いも多いんです」
“カレ”は1月28日、黒木が出演したトーク番組『A-Studio』(TBS系)で“大親友”として紹介されている。多いときは週4日会い、ふたりきりでカラオケにも行く。また黒木は、自動掃除機を買うとき、Aさんの名字で店に予約をしたことがあることもその番組で明かした。
「“堂々と遊んでるのに、写真も撮られない”というようなこともいってましたけど、カムフラージュだったんですよ」(前出・テレビ局関係者)
昨年のクリスマスイブの夜、黒木とAさんが、東京・表参道のイルミネーションを見ながら、腕を組んで歩いていたという目撃情報もあった。ある音楽関係者に聞くと、苦い顔をしてこういった。
「篠田くんとメイサさんは舞台で共演して仲良くなったのですが、彼はAさんの友達でもあるんですよ。最近メイサさんは、Aさんと大げんかをしたみたいなんだけど、ふたりとも仕事が忙しいからすれ違いばかりで、仲直りする時間もない。篠田くんはやさしいから、女の子に会いたいといわれれば飛んでいくような男。そんなところにメイサさんも惹かれてるんじゃないかな。正直、気持ちは揺れているんじゃないですかね」
そして篠田と過ごしたバレンタインの夜から7日後の夜、黒木はAさんと都内の高級焼き肉店にいた。テレビで話していたように、“堂々と”ではなく、ふたりは時間差で個室にはいり、そして別々に、周りを気にするようにしながら、警戒して店を後にした。エリート銀行員とイケメン俳優。ふたりの間で揺れる女の悩みは羨ましいかぎりで…。
※女性セブン2011年3月10日号