芸能

自殺した瑛太父 焼肉店立て直しに500円ランチチャレンジも客5人

 瑛太(28)の父・永山博文さん(享年55)は、2月16日に東京・板橋区内の自宅マンションで自らその命を絶った――どうして彼は命を絶つほど追い込まれたのだろうか。

 現在、自殺の原因とみられているのが、2年前に手術した頸椎ヘルニアの影響で不眠が続き、体調不良になっていたという悩みと、お店の経営不振で借金に苦しんでいたというものだ。博文さんの親友がこう語る。

「借金がなかったとはいえないと思います。店を始める際に、自己資金のほかに運転資金として500万円ほど公的機関の融資を受けていましたから。最近は、“売り上げが落ちてるんだ”なんて愚痴をこぼすこともありました。何とか立て直そうと思案して、昨年末にはワンコイン(500円)で食べられるランチ営業に挑戦したのですが、1日5人しか来なくて人件費のほうがかかって、すぐにやめてしまいました」

 亡くなる直前にはこんな姿も目撃されている。「1週間くらい前の夕方に会ったときは、店の前で、頭を抱え込むようにして、何となく塞ぎ込むような感じでしたね」(近所の住民)

 やはりお店の経営について悩んでいたことは事実のようだ。そんな父の悩みに瑛太たち三兄弟も気がついていたようで、今年1月半ばにはこんな会を開いていたという。

「店の経営がやや下降気味だったのを心配した息子3人が、突然、集まって博文さんと飲みに行って、励ましたそうです。最後の父子4人の団らんの夜だったんでしょうね。“いい息子に恵まれたよ。おれも頑張らなきゃ”といっていたのが印象に残っています」(前出のの親友)

 しかし、博文さんにしてみれば、息子たちの思いがわかるだけに、なおさら本当の苦しい胸の内を明かすことができなかったのかもしれない。

※女性セブン2011年3月10日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン