「手足の関節が痛む」と訴える人は、40才台後半から年齢を重ねるごとに増え続ける(厚生労働省平成19年国民生活基礎調査)。その原因には、加齢や筋力の衰えのほか、“膝にくるメタボ”とも呼ばれるように、体重の増加や運動不足もかかわっている。将来、寝たきりにならないよう、膝の痛みを予防するためには…。
「ユーザー調査をしたところ、『膝など、関節の痛み』に悩んでいる人が非常に多いことに驚きました」と、富士フイルム医薬品・ヘルスケア研究所の主任研究員・植田文教さんは話す。同社が発売した関節対策サプリメント『グルコサミン&コラーゲン』は、口コミでも話題となり、好調な売れ行きを記録しているという。
「膝関節にとって、コラーゲンはまさにビルの鉄骨にあたる重要な成分ですが、写真用フィルムにとっても、その約半分を占める大切な素材なのです。私たちは創業以来、70年以上にわたってコラーゲンの研究を続けてきました。この技術の蓄積から、一般的なサイズの約400分の1と、非常に小さく、吸収効率のいい低分子コラーゲンを生みだしたのです」(植田さん)
関節を構成し、その機能を保つ重要な成分は、年齢とともに減っていくために、上手に補給していくことが大切だという。
「この関節マルチサプリメントには、軟骨細胞を作る基礎となる成分、グルコサミンの約3倍の効果が期待できるN-アセチルグルコサミンやヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などもバランスよく配合しました。また、より少ない量で効果を実感でき、水なしでも噛んで食べられて、おいしいサプリメントを目指しました」(植田さん)
※女性セブン2011年3月17日号