今回、バカ夫に不満を爆発させるのは、東京都で縫製会社、惣菜店、化粧品店を一族で経営しているWさん(48)。“名前だけの”専務である婿養子の夫(49)の、“恋バカ”ともいうべき浮気癖にほとほと手を焼いているという。
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「専務が、またあの女の車に乗っていたけど大丈夫なんですか?」って、ウチの会社の従業員にいわれちゃいました。“あの女”というのは、総菜店を任せている51才のバツイチ女T美のことで、夫とは2年前からの関係らしい。
そのことをいわれると「お酒を飲むときはいつも送り迎えをT美さんにお願いしているから私は安心よ」ってトボけるようにしています。たいがいはこういうと “何も知らないんだ…。気の毒に”という顔をされて終わるんだけど、今日はついに、同級生のM子がスーパーの駐車場で声をかけてきて「いつまでそんなこといってるの。ラブホから出てくるところだって目撃されているのに」と吐き捨てられました。でも、もういいんですよ、あの恋バカにはもうお手上げ状態です。
今週は、夫とT美の“目撃証言”が立て続け。毎年の恒例行事で、梅、桃、桜が開花する季節まで活発に動くんです。T美の前が縫製工場のパートJ子で、スナックのナナちゃんというコとは半年くらいらしいし、その前の、経理担当のF子がいちばん長くて5年という話。はっきりいって浮気よりも何よりも私が気に入らないのは、そろいもそろって、“残念な”容姿の女ばっかりなんです。若いころは雑誌の読者モデルをしていた私を差し置いて、なんで?という感じです。私が会社でも家でもダンナに厳しくいってるから、ダンナは自分が思い通りになる相手にいっちゃうのかもしれません。相手が自分の部下だったりするのはそういうことなのかも。
夫が浮気をすること、ですか? そりぁ、若いときには「あの女をとるか私をとるか!」と夫に包丁を向けたこともありますよ。大きな離婚騒動も2回。初めて夫の浮気が発覚したときの相手は、経理担当のF子。彼女は椿鬼奴似で華がなくてジミーなタイプ。私と比べてどこがいいのよ!ってそれがいちばん許せませんでした。よりによってそんな女と、5年も続いていたんですから。
※女性セブン2011年3月17日号