もうすぐ春、そして入学式。アニメ『ドラえもん』では3月11日放送分で、のび太が巻き起こした小学校入学式での“事件”が描かれる。それに先立ち、全国から入学式にまつわる実話エピソードを募集したところ、ドキドキ、ワクワクの思い出が多数集まったそう。
幼いころは「友達できるかな」、母になった人は「ひとりで大丈夫かしら」と、誰もが期待と不安に心躍らせた経験をもつのが、小学校の入学式だ。3月11日に放送されるアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系、毎週金曜夜7時~)スペシャル企画「のび太のハチャメチャ入学式」は、そんな入学式にまつわる実際のエピソードを全国から募り、選りすぐりの作品をアニメで再現する。
エピソードの募集は学年誌『小学一年生』(小学館)を中心に行われ、全国から胸を打つ感動話やくすりと笑えるハプニング話など多数の応募があった。このうち100作が入選し、5作をアニメ化した。『小学一年生』の塚原伸郎編集長がいう。
「これまで、のび太の入学式については漫画やアニメでほんの少ししか語られていないんです。のび太の出生や結婚については詳しいエピソードがあるのに、入学式については簡単に2コマ紹介されているだけ。入学シーズンに合わせて、シナリオライターにも書けないようなドキドキ、ワクワク、ハプニングありのリアルなエピソードをアニメ化したいと思いました」
※女性セブン2011年3月17日号