スポーツ

若手女子プロ ネイル怒られ「オバサンに言われたくない!」

今年も女子ゴルフ界の韓国旋風は止まない。国内女子ゴルフツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球CC)で決勝ラウンドに進出した56人中、25人が海外勢だった開幕戦。本誌が昨年来報じてきた不安が的中した格好だ。

「韓国人の努力には敬服する。世界中で違うコース、芝に順応するために日が沈むまで練習をやめない。練習ラウンドはもちろん、食事や宿泊先までグループで行動する日本人プロたちとは意識が違いすぎる」(ゴルフ評論家の菅野徳雄氏)

意識の違いがハッキリと表われているのが、日本人と外国人の「趣味」なのだという。美術館めぐりや映画鑑賞をリラックスの方法にあげる韓国人選手たちに対し、横峯さくらや上田桃子、上原彩子などネイルサロン通いを趣味にあげる日本人プロは少なくない。

「テレビ中継があれば、パットのシーンなどで指先がアップになりますからネイルは気にしますね。二重まぶたなどプチ整形をするプロもいます。ビジュアルは人気面で重要だから、オシャレもファンサービスのひとつですよ」(女子プロの一人)

こんな日本人選手たちにカミナリを落としたのが、女子プロゴルフ協会の前会長、“チャコ”こと樋口久子氏だ。

「長い爪でゴルフができるの? 爪を切りなさい! あなた方はクラブを握ってナンボでしょう。できればルールでネイルアートを禁止したいぐらい」と、若手プロを掴まえてはお説教しているという。

もっとも、お叱りを受けた側は、「女子プロ名鑑が“怪獣図鑑”と呼ばれていた時代を変えたのは私たち。オバサンにいわれたくない!」(前出の女子プロ)と意に介していない様子。

※週刊ポスト2011年3月25日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン