芸能

帰国直前に震災を体験したJYJジュンス 被災地を思い号泣

3月12日、韓国・ソウル市内で、JYJのジェジュン(25)、ユチョン(24)、ジュンス(24)がファンミーティング(ファンミ)を行った。その最後の挨拶で、いつもは涙を見せないジュンスが大号泣。それを見て、ジェジュンも涙を流し、ユチョンも目をうるませていた。そしてファンミを終えた夜、ジュンスは自身のツイッターにこう綴った。

<私たちに最も近い隣国、日本…彼らの痛みが私たちの痛みです…みなさんもひとつの心で祈ってください>

3月11日に日本で起きた東北関東大震災。その日、ジュンスは、日本での仕事を終え、韓国に帰国しようと羽田空港にいた。

<僕はいままでに感じたことのない揺れを今日感じた>

午後2時46分ごろ、空港建物が左右に大きく揺れ、エレベーターもエスカレーターも緊急停止。悲鳴が響きわたるロビーからは、キャリーバッグを引きながら、大勢の人が一斉に外へ飛び出した。午後5時になっても復旧の見込みが立たないため、タクシー乗り場には200人もの行列ができていた。そんな混沌とした空港で、ジュンスはいつ飛ぶかもわからない飛行機を待っていたという。

「あの揺れを体験したからこそ、被災地の人たちへの思いもずっと強くなったんだと思います。ジュンス自身は、深夜0時過ぎには無事韓国に帰国して、翌日のファンミには予定通り出席できたわけですが、あんなに大泣きするなんて、やっぱり心細かったんでしょう。あの後も、空港では余震があったし。ジェジュンとユチョンと一緒に仕事ができている現実が、どんなに幸せなことかって、実感したんでしょうね」(ファンミに参加したある女性ファン)

3人は今回の件で改めて絆を深めた。

※女性セブン2011年3月31日・4月7日号

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