株主優待相当額とその優待を受けるために必要な投資金額から算出される“優待利回り”。その利回りから考えると、同じ食べ物系優待でも、自社製品詰め合わせセットなどが受け取れる食品業界より、食事券などを受け取れる外食業界のほうが、有利ともいえる。経済アナリストの森永卓郎氏が注目する優待銘柄3を紹介しよう。
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■日本マクドナルドホールディングス(ジャスダック・2702)
業績も好調! セットメニュー無料引換券を
【優待権利確定日】6月末日、12月末日
【優待内容】
マクドナルドの優待食事券(ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの3種類の商品の無料引換券が1冊になったシート6枚)
●100株以上:1冊
●300株以上:3冊
●500株以上:5冊
【企業プロフィール】
外食業界で国内首位。2010年に期間限定で発売した“Big America”シリーズなどが売り上げを伸ばし、10年12月期業績予想を上方修正した。2011年1月から“Big America2”を展開。