このたび、全国の40~69才の女性1000名を対象に性に関するアンケートを行った(メディアパーク調べ)ところ、「不倫をしたいと思いますか?」という質問に対し、「はい」と答えたのは9.5%、「いいえ」が64.1%、「どちらともいえない」が26.4%という結果だった。
「誰もが、いい恋愛、セックスをしたいと思うのは当然のこと。でも不倫したいか?と聞かれれば、どうしても罪悪感を覚えてしまう人がいまだに多いのでしょう。恋愛をしたいのか?という質問なら、“はい”と答える人は多いと思います」とAll About恋愛ガイドでカップル・コンサルタントの西郷理恵子さん。
一方、『快楽―更年期からの性を生きる』(中公文庫)などの著書がある、ノンフィクション作家の工藤美代子さんは独身女性の不倫について「いまの社会では、不倫で苦しむのは女性。昔は妻帯者の男性が独身女性とつきあう場合、それなりの経済的な援助をした。ところが不況でそれが崩れてしまった。女性からすると“なんで妻にもなれないで、苦労しないといけないの?”と考えてしまう人が多いのでしょう」と分析している。
※女性セブン2011年3月31日・4月7日号